11.西日工場の煙
作詞:suzumoku
作曲:suzumoku
雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
夕刻6時すぎのため息さえも 許さない町並みが見える
雨のあがった空に立ちの上ってく 遠くそびえる工場の煙
朱色ににじんだ雲が夜を招いて 今にも堕ちてしまいそうだ
目をつむれば 思い出せた帰り道が
サビた風に ついにさえぎられてしまった
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ
雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
手を広げるあなたの確かな影も 今にも溶けてしまいそうだ
ギアのきしみ 巻き戻したその刹那に
焦げた風が 左手に絡んでしまった
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ
目をつむれば こみ上げてくる毎日は
足跡だけ 何故に残してくれたろうか
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ
ゆっくりでいい ゆっくりでいいから 例えばあの煙のように
雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
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